日本人の球界市場ナンバー1選手!!
ホームランバッターと剛速球先発投手という二刀流をこなす大谷翔平選手‼
どのようなトレーニングをするとこのようなスーパースターの超人になれるのか⁉その秘訣に迫ってみました。
かつて筋肉に関して語っていた!!
筋力が無いとできない技術や動きがあるので、技術をうまくするためのフィジカルです。筋力をつければ野球がうまくなるなんてことはない。野球がうまくなるために必要な事としてウエイトトレーニングを入れているだけ。どこまで野球がうまくて、自分のパフォーマンスを高く発揮できる身体を持っているかという方が大事。ということを語っていました。
よく比較されるイチロー選手は、「初動負荷トレーニング」といって動的ストレッチマシンを使用して、大きな筋肉を作るわけではなく「しなやかな筋肉」を作ることに徹底していました。
大きな筋肉を作ることに関して「チーターやトラは筋トレしない」「筋肉は大きくできてもそれを支える関節や腱は鍛えられない」「自分のバランスを崩してはダメ」
とウェイトトレーニングに関して一刀両断しているのをテレビのインタビューで話しているのを聞いたことがあります。
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大谷翔平選手の考え
大谷翔平選手の体脂肪はだいたい15%前後だそうですが、筋肉量はその時によって違うの「身体が太くても野球がうまければいい」という発言が見られました。
大谷選手は、筋力がないとできない技術やメカニズムや動きがあるので、そのために筋力をつけたいと考えているようです。筋力=野球がうまくなるというわけではなく、野球がうまくなるために必要なトレーニングを行うそうです。体重や体脂肪率に振り回されることなく、自分のパフォーマンスを高めるために必要なトレーニングであるということです。
それでは、大谷翔平選手が考える「必要な筋肉」とはどういうものなのでしょうか。重量のあるバット扱ううえで、スイングスピードを維持したまま正確にコンタクトするためには筋力がないとできないことがある、自分の身長(193cm)と手の長さもあるので、必要な筋力をつけることを考えているそうです。
その一方で打球を飛ばすためにつけた筋肉が、ある一定の値を超えて来たらピッチングの邪魔になることもあるかもしれないので、バッティングにもピッチングにも必要なフィジカルの筋肉量としているそうです。
あくまでも自分のパフォーマンスを高められるフィジカルの上限を見極めているようです。野球がうまくなるために必要なこととしてのウェイトトレーニングという考えです。筋肉だけでも技術だけでも良くないということなのでしょう。
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日ハム時代のコーチの話
大谷翔平選手は、筋肉だけではなく、肩関節や肘を含めた腕、上半身、そして股関節が柔らかく、可動域が広いのだそうです。この辺りは、サッカーやバスケの一流選手にも共通する先天的な能力な気がします。
余談ですが、イチロー選手の柔らかさや可動域の広さは後天的で、元々は身体がかなり硬かったようです。そう考えると努力次第で股関節が柔らあkさや可動域の広さを手に入れられるかと思います。
大谷翔平選手は、193cmという高身長と体重93kgという大きな体でありながら、細かいプレーも緻密にこなしているのは、このような体を的確に動かせるからなのでしょうか。
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「寝ること」もトレーニングの一環‼
トレーニングメニューは公表されていませんが、自分のパフォーマンスや身体特徴をよく理解しているようですので、必要に応じてメニューを変更しながらトレーニングしていると思われます。それでも、どんなことをしているのか気になりますよね。
大谷翔平にとって「寝ること」はとても大切で、休養はコンディショニングだけではなくトレーニングの一環だと考えています。高校時代に「たくさんトレーニングしてたくさん寝ること」とよく言われていて、それをずっと実行しています。当時は8時間は寝ていたとのことです。
いつでもどこでも寝られることが特技で、枕が変わると寝られない、などということは全くなくそもそも枕を使わないのです。畳の上でも寝てしまいます。しかしながら、さすがに体への影響を考えて、プロ2年目からは他のプロ選手と同様に遠征には専用マットレスを持参しています。
休養をとる大切さをきちんと理解し実践できているのです。10代の頃からそれを当たり前のようにずっと実践できているところが大谷翔平のすごいところです。
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まとめ
持って生まれた全関節の柔軟性や野球に必要なフィジカルの要素だけでなく、更に進化させるべくトレーニングに取り込む姿勢。大きな筋力を作ることも自らのスタンスには必要と考え、ウェイトトレーニングにも取り組み、しっかりと睡眠時間を確保して休養することの重要性も示してくれています。
大きな筋力を作らずに自分の動ける身体をキープして、ひたすら初動負荷トレーニングによってしなやかな筋肉を進化させてきたイチロー選手との比較も面白いですね。
それぞれの個性を活かして、信念を貫く姿勢は両者に共通しているかと思います。全野球少年・スポーツ正面の夢を目指す参考になるのではないでしょうか。