日本一のドリブラー!!サッカーワールドカップで日本代表として大活躍した三苫薫選手。
ドリブルで敵をごぼう抜きにする三苫薫選手!!一体どんなトレーニングをしているのか気になりませんか。
今回はそんな三苫薫選手のトレーニング方法について調べてみました。
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三苫薫選手のトレーニング方法やメニューはどんなことしてるの?
現在、イギリス・プレミアリーグのブライトンに所属している三苫薫選手は週二回ジムでトレーニングをしています。ブライトンはチームとして筋トレのメニューはないようなので、自身でパーソナルコーチを雇ってトレーニングをしているようです。
画像出展元:ぶんぶんジャーナル
三苫薫選手のトレーニングは基本的なスクワットや懸垂などで、大学時代から継続的に続けているようです。他には100㎏以上の負荷でのスクワットを5回くらいの少ない回数でしており、筋力をアップさせるというより筋力の最大出力をアップさせるのが目的のようです。パーソナルコーチの他、管理栄養士とも契約し、食事面でも身体作りをしています。
三苫薫選手がトレーニングを開始した時期は?
小中学時代は細身だった三苫薫選手ですが、技術さえ磨いていればフィジカルに頼る必要はないと考えていました。
しかし、高校に入って身長は伸びたが、相変わらず細身体系でフィジカルで当たり負けすることが増えたようです。そこでスクワットやベンチプレスの筋トレを始めましたが、筋肉がつきすぎることにより動きが悪くなったりすることもあったようです。
そんな経験を踏まえて高校時代はトレーニングを専属コーチを付けずに、自身で考えて重量を上げたり体感トレーニングをしていきました。
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プロで通用する為にあえてプロ入りを断り、身体作りや技術の研究の為に大学へ進学‼
理由はフィジカル面でのプロと自分自身の圧倒的な差を感じたからだそうです。
とくにフィジカル面で、プロとの差を感じていました。
カラダ作りは長期的にやるしかないし、すぐに追いつけるものでもない。
だから、大学で試合の経験を積みながら、カラダも鍛えていきたかった。
もちろん勉強することも、多くの人と出会うことも含め、将来に向けて悪い選択ではないと思いました。
プロに行ったら試合が多く、ずっとトレーニングできるわけではないですからね。
引用元:Tarzan
三苫薫選手の高校時代は、川崎フロンターレの下部組織に所属していました。
トップチームへ昇格できたようですが、プロ昇格よりも大学進学の道を選びました。
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大学の卒論テーマ【サッカーの1対1場面における攻撃側の情報処理に関する研究】
三苫薫選手は、この卒業論文を手掛ける為、自らの目線/視線を映像に記録していきました。
必要なデータを集める為に頭に小型カメラをつけ、何度もドリブル突破を繰り返しました。撮影の為にディフェンス役を担当してくれた同級生が、後にヴィッセル神戸に加入する山川哲司選手です。
更に比較の為、他の選手にもディフェンス役をお願いし、膨大のデータを集めていたようです。頭につけた小型カメラの映像を9分割し、ドリブルをしながらどこを見ているかを徹底的に検証していたようです。
ドリブルが上手い人と下手な人との違いを「見えている視点がちがうのでは?」という仮説を立てた研究だったようです。
上手くドリブル突破できない選手は、ボールを注視しすぎる傾向にあり、反応が遅れてしまうようで、上手い選手は視点が高く視野が広いということが分かったようです。それが分かってからは、常に高い視点で相手ディフェンスの身体の向きを見て、いかに相手の逆をつけるかだったり、一定の距離感を保ちながら、どう仕掛けるかを考えてドリブルをするようになったようです。
このように三苫薫選手は、大学の4年間を先述したスクワットや懸垂、重量上げに加え、1対1でのドリブル練習を続けていったようです。
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まとめ
長期的な身体づくりや徹底的にドリブルを研究するの為にあえてプロ入りを断り、大学へ進学した決断力や先見の明には感服するものがあります。
「フィジカルで負けたくない‼」「とにかくドリブルを極めたい‼」「なぜ人より自分はドリブル突破が成功確率が高いのかを深堀したい‼」
そういった探求心が成長を高め、進化に繋がっているようです。
20代後半に差しかかろうとしている三苫薫選手ですが、このような探求心を持ち続けている限りこれからも進化を続けていきそうですね。