長らくの間ピッチを離れていた本田圭佑選手が高らかに選手復帰宣言をしました。
これまで、名古屋グランパス、VVVフェンロ、CSKAモスクワ、ミラン、パチューカ、メルボルン・ビクトリー、フィテッセ、ボタフォゴ、ネフチ・バクー、スドゥーヴァでプレーと日本を含めて9カ国でプレーしてきました。
2022年1月にスドゥーヴァを退団して以降、無所属状態が続いている状況です。引退については明言していませんでしたが、プレーもしていない状況だっただけに世間を驚かせています。
本田圭佑選手からは「復帰というのもおかしな話。引退したことないので。」との発言が出ています。
今回は、そんな本田圭佑選手の復帰宣言の真相とここ最近の動向について調査してみました。
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5年間務めたカンボジア代表監督の契約満了!?
本田圭佑選手は、2018年8月に指導者としてカンボジア代表の実質的監督となり、カンボジアサッカー界のスターとなりました。それは、本田圭佑ほどのネームバリューと経歴を持つ人物が、カンボジアに関わることなど過去の歴史からありえなかったからです。
カンボジアA代表は、シーゲームスでは、2019年大会で初めてグループリーグを突破したり上昇の兆しを見せた時期もあったのですが、カタールW杯2次予選でイランに2試合合計で24失点を喫するなど最下位に終わりました。
本田圭佑監督にとって今回は集大成の大会であり、直前に3カ月の長期合宿を組むほどの熱が入っていました。本田圭佑ならばやってくれるという国民の期待は膨らんでいたのですが、期待に添えることができませんでした。
2023年5月に契約満了によりカンボジアでの5年間にわたる「プロジェクト」は終了しました。
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カタール・ワールドカップ(W杯)では解説者として沸かせていた!?
本田圭佑選手は、カタール・ワールドカップ(W杯)では解説者として世間を沸かせました!
本田圭佑の解説スタイルは、日本代表の戦術について細かく指摘し、さまざまな選手の名前を挙げながら「自分だったらこうする」と仮説を立て「その場合はこんな結果になる」という根拠も明らかにするかつてないスタイルでした。
選手には敬意を表し、年下の選手を含め全選手に対して「さん」付けしていることにも視聴者に好感を得ていました。
そのように、とにかく話し続けて番組の視聴者の目線をフィールドへと近づけさせて、日本代表がリードを許しているなかで三苫薫選手を途中投入した際、即座にその効果を見抜き、本田圭佑選手の開設通りに試合が進んでいったところは実にお見事でした。
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復帰に向けてヒザの手術を受けていた!?
本田圭佑選手は選手復帰に向けて2022年10月にヒザの手術を受けました。
そして、2023年7月14日には自身のツイッターにて選手復帰を発表しました。
「去年から、ヒザはまだ痛い。でも、もっと追い込みたい…そうしないとヒザは良くならない気がする」
「だから9月にどこかでプレーするために復帰するつもりだということを伝えたい」と 英語で投稿され、選手としての復帰を宣言しました。
監督としてW杯優勝という目標も掲げていましたが、まだまだ選手としての夢をあきらめるということはなさそうです。
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10歳以下の子供たちのサッカー全国大会「4v4」での会見にて
2023年8月1日、本田圭佑選手は大きな野望を語りました。
自身が発起人となる10歳以下の子供たちのためのサッカー全国大会「4v4」の会見が開かれました。10歳以下の子供たちに全国大会がないことを立ち上げた理由と語り、「サッカー界への疑問、不満、日本社会への疑問、不安を子供のサッカーを通じて、少しでもいい方向に変えられるようにしたい」と語りました。
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会見後には子供たちと「4v4」を実演。先制点など3度ゴールネットを揺らした本田は、そのたびに雄たけびを上げて、会場を盛り上げた。「報道陣が来ていたから」と笑いを誘った本田。「自分のことで言うと、ボールの感覚も戻ってきていないので、徐々に戻していきたい。でも今日はあれだけやっても痛いところはなかったので、だいぶ戻ってきた。1か月後にはプレーできるように仕上げていきたい」と話した。
また子供たちが夢を抱くことの大切さについても熱弁した本田は、自身の夢についても発言。「敵はこの膝なんですけど、それに打ち勝ってどこかの1部リーグでプレーしたい。点を取ること、アシストもするというところを当面の目標にしたい」ときっぱりと話すと、「今思いついた」と前置きしたうえで、「パリ五輪もあるので」とニヤリとした。
そして「(サッカーは)膝が持つ限りやりたいなと思います。でも復帰というのもおかしな話。引退したことないので。怪我からの復帰くらいのニュアンスですよね。続けられるまでやりたいと思います。ヨーロッパはあまり考えてない。アフリカ?否定はしないけど優先順位は高くないけど、考えていないわけではないけど、こればかりは向こう側との距離感もあるので」と話した。
引用元:Yahooニュース
選手としては厳しい37歳という年齢になる本田圭佑選手ですが、自身にとって「怪我」「年齢」など、全く関係のないファクターでこれから選手として何を成し遂げていくのか、これからも目が離せませんね!!